その道を究めるということ

ルネサンスの時代、ダビデ像を彫り上げたミケランジェロはこう言いました。

 

「私が、この芸術の域に達するまでにどれほどの努力を重ねているのかを知ったら、誰も芸術家になりたいとは思わないだろう。」

トレーディングに向き合うということは、それと何ら変わらないという事実を理解し、これからあなたが歩む道への覚悟を決めてください。

 

相場とは、あなた自身です。

生きとし生けるものとして、日々、生命という波をうねり出す「あなたという存在の在り方」が問われる世界。

 

秩序・無秩序という境界を不規則に生み出し、また時には規則的に立ち振る舞う。

「常に変わり続ける」という変わることのない厳格な相場の世界で生き抜いていくためには、自律・自立・規律の三律が求められると同時に、常に成長を続けていく姿勢が求められます。

 

まるで刀鍛冶の職人が、その技術を神の領域にまで押し上げようと、生命の灯が尽きる間際まで目の前の一太刀に向き合うように、トレーダーとして技術を高めていくその信念は、本当に意義深く美しい道であり、その深さとは、限界まで潜り続ける挑戦を続けた者にしか知る由もない深遠な世界です。

 

そして、光と影が互いを引き立て、打ち消し合う現実の狭間で、調和することによって見える美しい世界が確かに存在しています。

 

青牛式トレードを通して、あなたが潜れる限界を押し上げ、どこまでも深くトレーディングスキルを磨いていきましょう。

 

                                     あをうし